杭工事とは?目的や種類、施工管理の役割を解説!!

ゲンバラ

杭工事とは?目的や種類、施工管理の役割を解説!!

11月に入り、大好きな冬が近づいてきてクリスマスツリーをいつだそうかそわそわしている奥野です。

突然ですが、みなさんは柔らかいこんにゃくの上に重たいものを置いたらどうなると思いますか?
きっと、こんにゃくはぐにゃっとつぶれてしまいますよね。(笑)
実は建物を建てる地面には、場所によって硬いところや柔らかいところがあるんです。

わたしたちが普段目にする建物は、地面の上にしっかりと建っていますが、その足元には建物を支えるためのさまざまな工夫が隠れています。
今回は、そのひとつである「杭工事(くいこうじ)」について、初めて見聞きする方にもわかりやすくご紹介していきます!

そもそも、杭工事ってなに?

建物を建てるとき、デザインや広さ、使いやすさなどさまざまなことを考えますよね。もちろん、どれも大切ですが、安全に建物を建てるために欠かせないのが「地面の下」のことなんです。建物の重さを支えるだけの強さが地盤になければ、建物が沈んだり、傾いたりするおそれがあります。そこで登場するのが「杭(くい)」です。
杭とは、地面の中に設置する柱状の構造物のことです。建物の重さを地中の地盤へ伝え、建物を支える役割を担っています。そして、この杭を地面の中に設置する工事が「杭工事」です。
普段は見えない地面の下で、建物をしっかり支えるための大切な工事です。

どうやって建物を支えているの?

地面の中は、どこも同じ硬さではありません!

地表に近い部分は柔らかくても、深く掘っていくと、建物の重さを支えられる硬い地盤がある場合があります。そこで、地盤調査などで地面の状態を確認し、建物の重さや地盤の性質に合わせて杭の長さや種類、施工方法を検討します。

杭が建物を支える仕組みには、大きく分けて2つあります。
ひとつは、杭の先端を地中の硬い地盤(支持層)まで届かせ、その地盤で建物の重さを支える方法です。もうひとつは、杭の側面と周りの地盤との間に生じる摩擦力を利用して、建物の重さを支える方法です。つまり、杭はただ地面に埋め込まれているだけでなく、地盤の状態に合わせて、しっかりと建物を支える仕組みが考えられています。

建物の大きさや地盤の状態によって、必要な杭の長さや種類も変わります。だからこそ工事を始める前の調査や計画がとても重要になります。

杭工事にも、いろんな種類がある!

杭工事には大きく分けて「既製杭工法」と「場所打ち杭工法」の2種類があります。
どちらも建物を支えるための杭を設置する工法ですが、杭のつくり方や適している現場の条件が異なります。

①既製杭工法(きせいぐいこうほう)

既製杭工法は、工場であらかじめ製造された杭を現場に運び込み、地中に設置する工法です。工場で製造されるため品質が安定しやすく、現場で杭そのものをつくる工程がないことが特徴です。
既製杭の規格や長さが地盤の条件に合い、杭を搬入・設置できるスペースが確保できる現場では、この工法が選ばれます。現場での製作工程がないため、施工を効率よく進めやすいというメリットもあります。一方で、杭の長さや直径には製品ごとの規格があり、現場の条件によっては適した杭が見つからないことも。また、施工方法によっては騒音や振動への配慮も必要です。

②場所打ち杭工法(ばしょうちぐいこうほう)

場所打ち杭工法は、現場で地面を掘削し、その穴に鉄筋かごを入れてコンクリートを流し込み、杭をつくる工法です。
現場で杭をつくるため、杭の直系や長さを計画に合わせて設定しやすいことが特徴です。
例えば、大きな建物を支えるために大きな直径の杭が必要な場合や、既製杭の規格では対応しにくい杭が必要な場合などに選ばれます。また、杭を打ち込む方法に比べて、施工時の騒音や振動を抑えやすい工法もあります。
ただし、掘削した穴が崩れないよう管理したり、コンクリートを適切に打ち込んだりと、現場での施工管理が重要になります。

現場に合わせた工法選びが大切!

既製杭と場所打ち杭には、それぞれ得意な条件があります。
地盤の状態や建物の規模、必要な杭の性能、施工スペース、周辺環境など、さまざまな条件を考慮して工法を選びます。現場ごとの条件を確認しながら、豊開発はどのような工法が適しているのかを検討し、協力会社さんと連携して施工を進めています。
ただ杭を設置するのではなく、その現場にとって最適な方法を考えることも、杭工事を支える大切な仕事のひとつです。

杭工事を支える豊開発が担う施工管理の仕事とは?

杭工事は、ただ杭を地面に設置すれば終わりというわけではありません。
工事を安全かつ計画通りに進めるためには、事前の準備から現場での確認まで、さまざまな管理が必要です。施工管理の仕事には、例えば次のようなものがあります。

・施工計画の確認:現場の条件に合う施工方法や工事の進め方を検討する
・安全管理:重機や資材を扱う現場で、事故を防ぐための対策をする
・品質管理:杭の位置や施工状況が計画通りかを確認する
・工程管理:作業の進み具合を確認し、調整する
・原価管理:工事にかかる費用を把握し、予算内で進められるように管理する

また、杭工事では施工会社や資材会社など、多くの人や会社が関わります。それぞれの役割を理解し、関係者と連携しながら工事を進めていくことも豊開発の大切な仕事です。

豊開発と杭工事

豊開発は、1990年の創業以来、土木工事の施工管理を通じて、さまざまな現場に携わってきました。
杭工事も私たちが取り組んでいる仕事のひとつです。現場ごとに地盤の状態や周辺環境、工事の条件は異なります。そのため決まった方法を当てはめるのではなく、それぞれの現場に合った施工方法を検討し、協力会社さんと連携しながら工事を進めていきます。
建物が完成すると、杭は地面の下に隠れて見えなくなります。それでもその一本一本が建物を支える大切な役割を担っています。
見えないところで建物の安心を支えるのが、豊開発が携わる杭工事のお仕事です。

もっと知りたくなっちゃった方へ!

杭工事には、今回ご紹介した以外にもさまざまな工法や専門用語があります。
工事の進め方や現場での施工管理について、もっと詳しく知りたい方はぜひ豊開発のnote【YUTAKAの音色(おと)】も読んでみてください!

「どんな地盤もおまかせ!豊富なメニュー(杭工法)で最適かつ最強の土台をつくる」

わたしは豊開発で働くまで、まったく建物の下の地面のことなんて考えたことがありませんでした。でも、実際には深い地中に杭を設置して建物を支えていることを知り、杭に胸を撃たれました。(笑)
普段は見えない部分だからこそ、知れば知るほどおもしろい発見があります!この記事を通じて、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

ではまた次の記事で!今日もご安全に。

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