ゲンバラ
解説しましょう!豊開発の現場を。
いつも見えないからこそ、何をしているのか、気になりませんか?
まちの中で工事が行われていても、実際に高い塀に囲まれて中でどのようなことが起きているのか分からないかもしれません(すきまからチラッと見えますが)。豊開発が行っているのは重仮設⼯事や杭⼯事という基礎⼯事。その中でも施工管理という仕事を行っています。今回は、あそ部のサイトでも使っているイラストをベースに豊開発の現場について解説します。
施工管理をしていると一言で言いますが、安全管理・品質管理・工程管理・原価管理など、やっていることはいろいろあります。
現場の安全管理としては、事前に毎朝、危険箇所はないか、無事故で安全に作業できるか、法令遵守を意識しながら計画にもとづいた手順をしているか、危険なことをしていないかの確認と指導を実施しています。いっしょに仕事をする仲間たちが無事故で家に帰って来れるようにすることを意識しているので、とにかく安全管理を一番重要視しています。
その他、品質管理(設計や当初の計画にもとづいて、納品されているか、何をどこに使ったかを記録に残しておくのかなど)、工程管理(事前に計画を立てた工程に対しての管理をする、遅延している場合はなぜ遅延しているのかの原因を究明し、改善策を考えるなど)、原価管理(計画していた予算内で施工ができているか、また進捗しているか、人件費や材料費を管理するなど)を行っています。
豊開発の現場は、工事現場だけじゃありません。
豊開発は工事現場の仕事だけではなく、営業・提案・構造計算を含む計画/積算も行っています。これらは全て現場に携わる前に行います。
また、現場担当者の配置計画、管理に関する事務作業、ドローンの活⽤、社内のデータ分析なども⾏なっています。
豊開発のあそ部として、オフィスリニューアル、ユニフォームのリニューアル、会社と現場をもっと知ってもらうためのSNS発信などを行っており、工事現場だけではなく、社員それぞれの現場で活躍しています。
奥が深い⼭留め⼯事について。
豊開発では山留工事という工事を行っているのですが、山留めとは地盤が崩れないように矢板などで土を押さえること。支えるための仮設の構造物を「支保工」と言います。上のイラストを参考にしながらお伝えしますと、壁を支える部材を「腹起こし」、腹起こしに対して十字で支えているのが「切梁」、角の部分を支えているのが「火打」です。火打は腹起こしと切梁の力を分散させるためにあります。さまざまな技術があり、そのことに対する名前があり、山留工事は奥が深いです。
さいごに。
豊開発の現場はさまざま。そこで行っていることも多種多様です。「土木の現場に、バラエティを!」と掲げている通り、現場に関するあれこれを発信していきますので、お楽しみに!