わたしの目に映るものと、経験者の目に映るものの違い

ゲンバラ

わたしの目に映るものと、経験者の目に映るものの違い

こんにちは!もうすぐ25歳になる奥野です!小学生の頃見ていた高校生の教育実習生は凄く大人に見えていたけど、実際自分が高校生になると全然子どもだなーと思いました。もうすぐ25歳になりますが、小さい時に思い描いていた大人の姿とは全然違うなと感じています(笑)大人の定義は一体なんだろう~と最近考えています。

そんなわたしの社会人3年目の目標は、現場のお仕事についてもっと知ること。SNS担当として現場に密着した内容の発信をすることです!そのための第一歩として、今期(2月から当社は期が変わります)から、「施工検討会」に出席しています。

「施工検討会」とは
現場担当者が”施工計画書”を作成し、それをもとに現場担当者・工務部部長・副部長・営業担当者が施工前に工事の内容について最終確認をする場を、当社では施工検討会と言います。
”施工計画書”とは、計画・構造計算の内容をさらに具体的な要項にまとめ、資料にしているものです。工事の種類・期間・作業工程・使用する機械・・安全管理など実際に工事を完遂するまでの具体的な道筋が、施工計画書にまとめられています。

そんな施工検討会にわたしも参加しています!

蓄積された経験とノウハウが飛び交う
施工検討会に参加して、わたしがまず感じたことは「分からない」でした。どんな工事が行われるか、注意しなければいけないことは何か、どんな重機が使用されるかなど、大まかな工事概要は理解することができますが、施工検討会の中で繰り広げられる会話にはついていくことができません。○○の場合はどのように対応するのか、ここはなぜ○○じゃないのかなど、あらゆるパターンが参加者の頭の中には広がっていました。時には図面を指し、ここは○○だけど大丈夫なの?というような話が出たり。わたしの目には紙の上に書かれた図面にしか映っていないものが、彼らにはどのように映っているのか。わたしもその景色をいつか見られるようになりたいです。

施工検討会に参加した後、分からなかった言葉やどの部分に着目して話していたのかなどの疑問点をピックアップし、まさしげさんに詳しく解説してもらうまでがわたしの施工検討会でした。「分からない」をそのままにせず、解説の時間を作ってくれるまさしげさんには感謝感謝です!

現場の見え方が変わる
施工検討会に参加することで1番変わったことは、現場の見え方です。今までの現場見学では、極端に言えば「実際に見るとこんなに大きな機械だったんだ」「こんなに深くまで地面を掘ることができるんだ」など、工事の内容についてではなく、目の前の状況しか理解できませんでした。その場で説明してもらって理解することはできても、自分だけでは分からないことばかりでした。

しかし、施工検討会に参加することで、○○現場では施工場所が狭くて地下水位が高く、街中での施工の為SMP工法(無振動・無騒音・無削孔で杭を地中に圧入することができる工法)が選定されている。という施工方法に対する事前知識があるおかげで、「本当に騒音が無くて、街中の狭い場所で施工を行うという環境に配慮されているな。」と、資料で見た情報を実際の現場で目の当たりにするという流れで現場見学に行くことができるようになりました。また、施工検討会で話していた○○はこの部分を指していたんだ!と点と点が結びつき、より一層理解が深まるようになりました。

現場見学に訪れた際、遊びに来たんかー!と言いながらも、地面の中からこんな大きな石でてきたことを教えてくれたり、現場の進捗状況などを教えてくれます。もし○○だったらどうなるの?といろんな質問をしても、冗談を交えながら楽しく説明してくれるので、現場見学は現場の方ともいろんなお話ができるので嬉しいです!豊開発の人はみんなおしゃべり好きなので、話始めるととまりません!(笑)

これから、現場に密着するような記事もたくさんアップしていきます!わたしと一緒に土木の魅力を一緒に学んで土木の虜になっちゃいましょう!

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