KINJO JAPANで有名な錦城護謨さんとコラボ??

あそ部活動日誌

KINJO JAPANで有名な錦城護謨さんとコラボ??

こんにちは!豊開発の室田です!
普段は営業を担当しているのですが、他業種の会社を訪問するということは一度もなく、24年間豊開発に勤めている私も初体験であり、非常にワクワクしました。

まずは錦城護謨さんについて紹介します。昭和11年創業で87年の古い歴史を持つ会社です。豊開発は2024年で34歳ですから、かなり歴史のある会社さんですね。もともとはゴムの材料商社として設立されたようですが、その後ゴム製品の製造・土木用樹脂製品の製造を手掛け、現在は土木工事や福祉事業まで展開されている会社です。

また、クラウドファンディングでも大好評なシリコーングラスのブランド「KINJO JAPAN」も手掛けています。

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工場見学とアイデアセッション
工場を案内していただいた錦城護謨・鈴木さんの対応が丁寧で、大阪を代表するものづくり企業のすごさを感じました。また、働く方々1人ひとりが、訪問者に対して元気に挨拶してくれて、とても活気がある現場だと思いました。
錦城護謨さんでは金型を使ってゴム製品を製作するため、倉庫には山ほど金型のストックがありました。
なかなか実際の製造現場をみる機会がないので、製造工程を含め見るもの全てに参加者全員が興味津々。普段私たちが使っている家電製品をはじめ、至る所にゴム製品が使われていることを改めて実感しました。

例えば、下記の製品って生活の中で良く見ますよね?
・炊飯器の蓋についているゴムのパッキン
・防塵マスクや水泳ゴーグルの肌に触れる遮水部分
・自転車のブレーキシュー
・コンビニでも使用されているダウンライトのレンズ(ガラスじゃなかった…!)
・電気シェーバー内部のゴム部分
・プリンターやスマートフォン などなど…。

また、顧客のニーズに応じた金型の設計から製造も手掛けていて、対応力の範囲の広さに驚きました

そして、工場見学後は、錦城護謨さんとのアイデアセッションです。
今回会社訪問最大の目的は、錦城護謨さんで現在試験開発中の製品(視覚障碍者の方のための誘導マットにデジタルサイネージを組み込んだ物)について、何かしら弊社とコラボレーションできないかと思って、アイデアセッションをする機会をいただきました。

実際に製品を見て、何か有効活用できるシーンがないか、錦城護謨・太田泰造社長も交えセッションを行いました。これまで錦城護謨が手掛けてきた誘導マット(点字ブロックなど)にはない、全ての人を対象にした活用方法はないかと現物を見ながら妄想しながら…。

現在、製品は耐久試験を行っている段階で、制御装置(コントロールユニット)の設置場所や配線についての課題もありますが、これらの課題を解決することで活用できるシーンが広がると思われます。
室田の妄想ですが、豊開発の本業である建設工事現場で誘導マットのLEDが「ここは3階」みたいに、お知らせしてくれると助かるのでは?とか。それは、建物(マンション・ビルなど)が構築されていく過程で、フロア内部が似たような造りだと、ここが何階なのかどの部屋なのかすぐに判断できない場合があるので、実際に現場にあると便利だと感じました。

その他は、地震などの災害時に地下街や施設の中で、もし真っ暗になった場合に、誘導マットが安全に出口へ誘導してくれれば…(非常用のバッテリー若しくは電源が必要でしょうが…)と妄想が膨らみます。
しかし今回のセッションは具体的な活用方法ではなく、製品の耐久性を検証する方法はないかというもの。具体的な活用方法については、今後あそ部でも検討していくこととなりました!

業種・業界が違うからこそ学んだこと
業種は違いますが、豊開発の工事現場においても、それぞれに顧客のニーズや条件があり全く同じものは一つもなく、その点では共通点を感じました。
顧客のニーズに確実に対応していくことが顧客満足に繋がるということを改めて切に感じた次第です。

あそ部とコラボしませんか?
私たちあそ部は、今後もこのような他社さんとのコラボから何かを生み出せる可能性や、ワクワクするような様々な取り組みに対して前向きに・真剣に取組んで参ります。
一緒に何か出来るかもと思われたら、あそ部までご一報ください。あそ部一同全力で取り組ませていただきます!
今回、お世話になった錦城護謨株式会社の太田社長をはじめ社員の皆様、本当にありがとうございました。あそ部メンバー一同、今回のオファーについて真剣に取組んで参ります。引き続きよろしくお願いいたします!

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