あそ部活動日誌
【会社訪問・前編】伊藤電機さんの工場見学
あそ部活動日誌今回の担当は寺村です!
今回は、伊藤電機株式会社様へ会社見学に訪問した際の様子をお届けします!
伊藤電機株式会社とは
今や日常生活において、パソコンや携帯電話があるのが当たり前の世の中になっていますよね!
伊藤電機さんはそのような電子機器に内蔵されている「プリント基板の実装」を行っている会社です
プリント基板とは、一言で言うと「電子部品を配線するための基盤」で電子機器の小型化には必要不可欠な存在です!
企業訪問のきっかけ
業界でいうと伊藤電機さんと豊開発はお仕事では本来、全く接点のない企業です。
豊開発は工事現場の管理(人や機械の管理)をしている会社ですが、伊藤電機さんが扱っているのは基板、特にその中で使われているパーツはミリ単位のとても細かい部品を扱っていて、関わるのことのない業界です。
全く異なる業界の2社が接点を持つきっかけになったのは、大阪産業創造館で開催された「インターンシップ活用実践講座」での受講で一緒になったことです。
講座内で「自社の良いところを見つけよう」という課題が出された時、「お互いの会社のいいところをお互いの視点で見てみれば!?」と伊藤電機さんに声をかけてみたのが始まりでした。
自社では当たり前にしていても、他業種・異なる立場の人間が見ると「実はこれも魅力だった!」という発見があるはずです。
突発的な提案でしたが、快く受け入れてくださいました!
いざ訪問
まず、入口に「豊開発株式会社様」という歓迎のボード!!
一緒に訪問した澤と2人、入る前からテンションが上がってしまいました!!
こういう細やかな気遣い、とても素敵ですね。
今回は代表取締役の伊藤剛明様、統括部長の中野真様に案内していただきました。
工場見学の前に改めて伊藤電機について。実物の基板を用いて説明いただき、仕事のイメージもしやすく、採用活動においても見せられるモノがあるって強みですね!
工場見学へ
工場の1階には機械が密集していて迫力がありました。
手前から機械を説明すると
・はんだをセットする機械
・部品をセットする機械(配置ズレもここで修正)
・熱ではんだを溶かして接着し、冷却して固定する機械
実はこれ異なる機械が連動しているんです!
この機械が導入される前までは、これらを全て手作業で取り付けていた時代もあったそうで、なかなかの労力です。
機械工程の中で部品の配置ズレ修正を行っていますが、全ての工程が終わった後に改めて部品が全て正しい位置に来ているかのチェックを行っています。
最終チェックまでしっかり行っているからこそ高品質が保たれているのも頷けます!
私が個人的に気になった機械は、部品がセットされた基板をはんだ液のプールに浸して接着する機械です!
これは足の長い部品を接着するために行われる工程ですが、基板が下がるだけかと思いきや、液のプールが上がってくる構造に気付いたときはワクワクしてしまいました!
機械を上から覗いたのですが、熱気が凄かったです。